歩くのがちょっと楽しくなる小話4つ|哲学・赤ちゃん・フルマラソン・歩く国際協力
知ると、いつもの一歩が愛おしくなる
いつも何気なく歩いている「一歩」。実はその裏に、ちょっといい話がたくさん隠れているんです。この記事では、歩くことにまつわる小話を4つ、肩の力を抜いてお届けします。読み終わるころには、明日の散歩がちょっぴり楽しみになっているかもしれませんよ。
①「歩く哲学」って、知っていますか?
昔から、すぐれた考えは歩きながら生まれてきた——そんな話があるんです。これがいわゆる「歩く哲学」。歩きながら考えると、ふしぎと思索が深まる、という古くからの考え方です。
たとえば、古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、弟子たちと歩きながら議論をしたそうで、その一派は「逍遥(しょうよう)学派」と呼ばれました。ほかにも、カントやニーチェ、ルソーといった名だたる哲学者たちも、毎日の散歩を大切な思考の時間にしていたといわれています。
むずかしい話に聞こえるかもしれませんが、心当たりはありませんか?歩いていると血のめぐりがよくなって頭がすっきりし、ふっといいアイデアが浮かぶ——あの感覚です。考えごとに行き詰まったら、いっそ外に出て歩いてみる。それだけで、案外すんなり答えが見つかるかもしれませんよ。歩くと心や脳にうれしい効果があることも、わかってきています。
② 赤ちゃんは、いつから歩くの?
人生で最初の「一歩」。赤ちゃんが歩きはじめる瞬間は、ご家族にとって忘れられない思い出ですよね。
個人差はとても大きいのですが、多くの赤ちゃんは1歳前後(だいたい生後11〜15か月ごろ)に、最初の一歩をふみ出します。ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩き…と少しずつ準備を重ねて、ある日とつぜん、てくてくと。
「うちの子、まだかな」と心配になることもあると思います。でも、早い・遅いはその子の発達のリズムによるもの。もし1歳半を過ぎても歩く様子がないなど気になることがあれば、かかりつけの小児科や乳幼児健診で相談すると安心ですよ。あんなに小さかった足で、私たちはみんな歩きはじめたんですね。
③ フルマラソンの42.195km、歩いたら何時間?
マラソンといえば「走る」もの。でも、もしあの42.195kmを歩いたら、いったいどれくらいかかると思いますか?ちょっと想像してみてください。
歩く速さによりますが、目安はこんな感じです。
| 歩く速さ | 42.195kmの所要時間(目安) |
|---|---|
| 時速4km(ゆっくり) | 約10時間半 |
| 時速5km(ふつう) | 約8時間半 |
| 時速6km(早歩き) | 約7時間 |
こうして見ると、なかなかの長旅ですよね。しかも実際には、途中の休憩や信号待ちも加わるので、もう少し長めに見ておくのがよさそうです。いきなり全部は大変ですが、「いつか歩いて旅してみたいな」なんて目標にすると、毎日の一歩もちょっと特別に感じられそうです。歩く時間と消費カロリーの目安は、歩数別カロリー早見表ものぞいてみてくださいね。
④「歩く国際協力 Walk in Her Shoes」って?
最後は、歩くことが世界の誰かの力になる、というすてきな話を。「Walk in Her Shoes(ウォーク・イン・ハー・シューズ)」は、国際協力NGOのCARE(ケア・インターナショナル ジャパン)が行っている「歩く国際協力」のキャンペーンです。
世界には、毎日の水くみなどのために、長い距離を歩かなければならない女性や女の子がたくさんいます。その現実に思いをはせながら、参加者が歩いた歩数を寄付につなげていく——そんな取り組みなんですね。直近の2024年は、3月8日(国際女性デー)から5月31日まで開催され、たくさんの人の「一歩」が支援に役立てられました。
いつもの散歩が、誰かの暮らしを支える一歩になる。そう考えると、歩くことの意味が、またひとつ広がる気がしませんか?こうしたキャンペーンに参加してみるのも、歩く楽しみのひとつかもしれませんね。
よくある質問
「歩く哲学」とは何ですか?簡単に教えてください。
フルマラソンの42.195kmを歩くと何時間かかりますか?
赤ちゃんはいつから歩くようになりますか?
「歩く国際協力 Walk in Her Shoes」とは何ですか?
歩く習慣を、もっと深く知る
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