歩くのがちょっと楽しくなる小話4つ|哲学・赤ちゃん・フルマラソン・歩く国際協力
知ると、いつもの一歩が愛おしくなる

💚 効果・効能 公開日: 2026年06月12日 所要時間: 約6分

いつも何気なく歩いている「一歩」。実はその裏に、ちょっといい話がたくさん隠れているんです。この記事では、歩くことにまつわる小話を4つ、肩の力を抜いてお届けします。読み終わるころには、明日の散歩がちょっぴり楽しみになっているかもしれませんよ。

①「歩く哲学」って、知っていますか?

昔から、すぐれた考えは歩きながら生まれてきた——そんな話があるんです。これがいわゆる「歩く哲学」。歩きながら考えると、ふしぎと思索が深まる、という古くからの考え方です。

たとえば、古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、弟子たちと歩きながら議論をしたそうで、その一派は「逍遥(しょうよう)学派」と呼ばれました。ほかにも、カントやニーチェ、ルソーといった名だたる哲学者たちも、毎日の散歩を大切な思考の時間にしていたといわれています。

むずかしい話に聞こえるかもしれませんが、心当たりはありませんか?歩いていると血のめぐりがよくなって頭がすっきりし、ふっといいアイデアが浮かぶ——あの感覚です。考えごとに行き詰まったら、いっそ外に出て歩いてみる。それだけで、案外すんなり答えが見つかるかもしれませんよ。歩くと心や脳にうれしい効果があることも、わかってきています。

② 赤ちゃんは、いつから歩くの?

人生で最初の「一歩」。赤ちゃんが歩きはじめる瞬間は、ご家族にとって忘れられない思い出ですよね。

個人差はとても大きいのですが、多くの赤ちゃんは1歳前後(だいたい生後11〜15か月ごろ)に、最初の一歩をふみ出します。ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩き…と少しずつ準備を重ねて、ある日とつぜん、てくてくと。

「うちの子、まだかな」と心配になることもあると思います。でも、早い・遅いはその子の発達のリズムによるもの。もし1歳半を過ぎても歩く様子がないなど気になることがあれば、かかりつけの小児科や乳幼児健診で相談すると安心ですよ。あんなに小さかった足で、私たちはみんな歩きはじめたんですね。

③ フルマラソンの42.195km、歩いたら何時間?

マラソンといえば「走る」もの。でも、もしあの42.195kmを歩いたら、いったいどれくらいかかると思いますか?ちょっと想像してみてください。

歩く速さによりますが、目安はこんな感じです。

歩く速さ42.195kmの所要時間(目安)
時速4km(ゆっくり)約10時間半
時速5km(ふつう)約8時間半
時速6km(早歩き)約7時間

こうして見ると、なかなかの長旅ですよね。しかも実際には、途中の休憩や信号待ちも加わるので、もう少し長めに見ておくのがよさそうです。いきなり全部は大変ですが、「いつか歩いて旅してみたいな」なんて目標にすると、毎日の一歩もちょっと特別に感じられそうです。歩く時間と消費カロリーの目安は、歩数別カロリー早見表ものぞいてみてくださいね。

④「歩く国際協力 Walk in Her Shoes」って?

最後は、歩くことが世界の誰かの力になる、というすてきな話を。「Walk in Her Shoes(ウォーク・イン・ハー・シューズ)」は、国際協力NGOのCARE(ケア・インターナショナル ジャパン)が行っている「歩く国際協力」のキャンペーンです。

世界には、毎日の水くみなどのために、長い距離を歩かなければならない女性や女の子がたくさんいます。その現実に思いをはせながら、参加者が歩いた歩数を寄付につなげていく——そんな取り組みなんですね。直近の2024年は、3月8日(国際女性デー)から5月31日まで開催され、たくさんの人の「一歩」が支援に役立てられました。

いつもの散歩が、誰かの暮らしを支える一歩になる。そう考えると、歩くことの意味が、またひとつ広がる気がしませんか?こうしたキャンペーンに参加してみるのも、歩く楽しみのひとつかもしれませんね。

よくある質問

「歩く哲学」とは何ですか?簡単に教えてください。
「歩く哲学」とは、歩きながら考えると思索が深まる、という古くからの考え方のことです。古代ギリシャのアリストテレスは歩きながら弟子に教え(逍遥学派)、カントやニーチェ、ルソーといった哲学者たちも、毎日の散歩を思考の時間にしていました。歩くと血のめぐりがよくなって頭がすっきりし、新しい発想が浮かびやすくなるといわれていますよ。
フルマラソンの42.195kmを歩くと何時間かかりますか?
歩く速さによりますが、時速5km(ふつうの速さ)なら約8時間半、時速4km(ゆっくり)なら約10時間半が目安です。早歩き(時速6kmくらい)なら約7時間ほど。実際には休憩や信号待ちも加わるので、もう少し長めに見ておくと安心ですよ。
赤ちゃんはいつから歩くようになりますか?
個人差は大きいのですが、多くの赤ちゃんは1歳前後(だいたい生後11〜15か月ごろ)に最初の一歩をふみ出します。早い・遅いはその子の発達のリズムによるもの。1歳半を過ぎても歩かないなど気になることがあれば、かかりつけの小児科や乳幼児健診で相談すると安心です。
「歩く国際協力 Walk in Her Shoes」とは何ですか?
国際協力NGOのCARE(ケア・インターナショナル ジャパン)が行う「歩く国際協力」のキャンペーンです。途上国で毎日水くみなどに長い距離を歩く女性や女の子の現実に思いをはせながら、参加者の歩数を寄付につなげます。2024年は3月8日〜5月31日に開催されました。

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