歩くとふらつくのは何が原因?考えられる理由と受診の目安
ふらつき・めまいを感じたら
「歩いていると、ふっと体がふらつく」「めまいがして、まっすぐ歩けない」——そんな経験はありませんか?なんだか不安になりますよね。実は、ふらつきの原因はひとつとは限らないんです。この記事では、歩くときのふらつきで考えられる理由と、「これは病院へ行ったほうがいいかも」という目安、そしてふらつきにくくなる歩き方を、いっしょに見ていきましょう。
歩くとふらつくのは、どうしてでしょう?
歩いているときのふらつきは、体のバランスをとるしくみ——足腰の筋力、耳の奥(内耳)、目、神経、血圧など——のどこかがうまく働いていないときに起こります。「ひとつの原因」というより、いろいろな要素が関わっているんですね。代表的なものを、表にまとめてみました。
| 分類 | 考えられるおもな原因 |
|---|---|
| 加齢・筋力 | 足腰の筋力の低下、バランス感覚の衰え(サルコペニア) |
| 血圧・血流 | 立ちくらみ(起立性低血圧)、貧血、脱水 |
| 耳・神経 | 内耳の不調によるめまい、神経系の病気 |
| その他 | 睡眠不足や疲れ、お薬の副作用、低血糖 |
歳とともに増える、「筋力の低下」によるふらつき
歳を重ねると、足腰の筋力と、ぐらついた体をとっさに立て直す力が、少しずつ落ちてきます。とくに歩きはじめや、向きを変えるときにふらつきやすくなって、放っておくと転倒やケガにつながることも。
この「歳とともに増えるふらつき」は、サルコペニア(筋肉が減る状態)と深くつながっています。「最近、歩くのが遅くなった」「つまずきやすくなった」と感じる方は、足腰の筋力が落ちてきているのかもしれません。でも、これは適度な運動と食事で改善が見込めるタイプのふらつき。あきらめなくて大丈夫ですよ。
ときには病気が隠れていることも。こんなときは病院へ
ふらつきの多くは生活習慣や加齢によるものですが、なかには治療が必要な病気が隠れていることもあります。次のようなときは、どうか自己判断せず、早めに受診してくださいね。
すぐに病院へ行ってほしいサイン
・突然、激しいめまいや頭痛におそわれた
・手足がしびれる、ろれつが回らない、ものが二重に見える
・くり返し転んでしまう、立っていられない
・動悸や胸の痛みがある、意識が遠のく感じがする
💡 「いつもと違うな」「だんだんひどくなってきたな」というふらつきは、要注意のサインです。まずは内科やかかりつけのお医者さんへ。めまいが中心なら耳鼻科、しびれなど神経の症状をともなうなら神経内科が目安になりますよ。
ふらつきを防ぐ・やわらげる歩き方
原因に合った治療やケアが前提になりますが、ふだんのちょっとした工夫で、ふらつきをやわらげることもできます。気軽にできるものから、はじめてみましょう。
歩く環境を整える
滑りにくい靴をはいて、明るく平らな道を選びましょう。お部屋のなかでは手すりや家具を支えに、急に立ち上がったり向きを変えたりするのは、ゆっくりめに。
水分と体調を整える
脱水や寝不足は、ふらつきの引き金になりがちです。こまめに水分をとって、しっかり眠ること。あたりまえのようですが、これがけっこう効くんです。
少しずつ足腰を鍛える
安全な場所で、かかと上げや椅子の立ち座りを無理のない範囲で。歩く習慣そのものが、バランス力を保つことにつながります。歩くといいことがたくさんあるので、よかったらのぞいてみてくださいね。
💡 歩くときのふらつきは、原因さまざま。くり返すとき・強いときは受診を基本にしながら、安全な環境づくりと足腰の維持で、リスクを少しずつ減らしていきましょう。
よくある質問
歩くとふらつくのは何が原因ですか?
高齢者が歩くとふらつくのはなぜですか?
ふらつくときは、歩かないほうがいいですか?
ふらつき・めまいは何科を受診すればいいですか?
歩く習慣を、もっと深く知る
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