サルコペニアは歩き方でわかる?歩く速度・握力チェックと予防の歩き方
「歩くのが遅い・握力がない」と感じたら
「あれ、なんだか歩くのが遅くなったかも」「ビンのフタが、前より開けにくいな…」——そんなふうに感じること、ありませんか?実はそれ、歳とともに筋肉が少しずつ減っていくサルコペニアのサインかもしれません。でも、どうかご安心を。気づいた今日から少しずつ整えていけば、ちゃんと取り戻していけるんです。この記事では、握力と歩く速さでできるかんたんなセルフチェックと、無理なく続けられる対策のやり方を、いっしょに見ていきましょう。
サルコペニアって、そもそも何でしょう?
「サルコペニア」という言葉、最近よく耳にしませんか?かんたんに言うと、歳を重ねるにつれて全身の筋肉が減って、力や動きが落ちてきた状態のことなんです。
とくに足腰の筋肉が弱ってくると、歩くのが遅くなったり、ちょっとした段差でつまずいたり、ふらついたり…。握る力が落ちて「フタが開けにくい」と感じるのも、わかりやすいサインのひとつです。
つい「歳のせいだから仕方ない」と思ってしまいがちですよね。でも、そのままにしておくと、転んで骨折→そのまま動けなく…なんてことにもつながりかねません。だからこそ、「あれ?」と気づいた今がチャンスなんです。早めに動き出せば、ちゃんと防げますし、元気だって取り戻せますよ。
まずはセルフチェック。握力と歩く速さ、どうですか?
「自分はどうなんだろう?」って、気になりますよね。アジアの診断基準(AWGS2019)では、筋力や動きの目安として、こんな数値が使われています。とはいえ、これはあくまで気づくためのものさし。本当の診断には筋肉の量をはかる必要があるので、肩の力を抜いて、参考程度にながめてみてくださいね。
| 項目 | 気をつけたい目安 | かんたんチェック |
|---|---|---|
| 握力 | 男性 28kg未満 / 女性 18kg未満 | ペットボトルやビンのフタが開けにくい |
| 歩く速さ | 秒速1.0m 未満 | 横断歩道を青信号で渡り切れないことがある |
| 立ち上がり | 椅子から5回立つのに時間がかかる | 手をつかないと立ち上がりにくい |
💡 もし「青信号で渡り切れないことがある」「フタが開けにくい」に心当たりがあれば、筋力がちょっと落ちてきているサインかもしれません。気になったら、かかりつけのお医者さんや、お近くの地域包括支援センターに、気軽に相談してみましょう。
対策のやり方は、「歩く×筋トレ×たんぱく質」
サルコペニア対策って、なんだか難しそう…と思うかもしれません。でも、大事なポイントはたったひとつ。「動く」と「食べる」をセットにすること、それだけなんです。どちらか片方だけだと、なかなか筋肉は戻ってきてくれないんですね。ひとつずつ、いっしょに見ていきましょう。
① まずは、歩くことから
いきなり頑張らなくて大丈夫ですよ。1日合計20〜30分を目安に、歩くことを習慣にしてみましょう。ほんの少し大股で、かかとから着地するように歩くと、足腰にいい刺激が入ります。歩数はご高齢の方なら1日6,000歩前後を目安に、無理のないペースで十分です。
② 足腰の筋トレも、ちょっとだけ
椅子からの立ち座りや、スクワット、かかと上げを週に2〜3回。歩くだけでは鍛えにくい筋肉を、ここで補ってあげます。テレビを見ながらでもできるので、気軽にどうぞ。
③ たんぱく質を、しっかりと
筋肉のもとになるのがたんぱく質(お肉・お魚・卵・大豆・乳製品)です。歳を重ねると不足しがちなので、3食に分けてこまめにとるのがコツですよ。
歩くときのコツと、続けるヒント
サルコペニアが気になる方が歩くときに大切なのは、「安全に・無理なく・楽しく続ける」こと。ちょっとしたコツを、ご紹介しますね。
転ばないように、まずは安全第一
滑りにくい靴を選んで、明るい時間に平らな道を歩きましょう。ふらつくときは、無理をせず杖や手すりを頼ってくださいね。歩くときのふらつきが気になる方は、こちらの記事も、ぜひのぞいてみてください。
ちょっとずつで、いいんです
「今日は5分だけ」でも、それは立派な一歩。座りっぱなしの時間を少し減らして、こまめに動く。たったそれだけで、筋肉は守られていきます。歩くといいことがたくさんあると知ると、なんだか続けるのが楽しくなってきますよ。
💡 歩く速さや握力の衰えは、体からの「そろそろ動こうよ」というサイン。歩く+ちょっと筋トレ+たんぱく質で、今日から「貯筋」、はじめてみませんか?
よくある質問
歩くのが遅い・握力がないのはサルコペニアですか?
サルコペニアは何歳から気をつければいいですか?
歩くだけでサルコペニアは予防できますか?
サルコペニアとフレイル・ロコモは何が違うのですか?
歩く習慣を、もっと深く知る
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