手足がいつも冷たい冷え性は、血のめぐりの悪さと筋肉の使わなさが大きな原因です。歩く効果は、その両方にやさしく働きかけ、体を内側から温めてくれます。少し息が弾む早歩きで下半身を動かし、ぽかぽかな毎日を目指しましょう。
この記事の要点
- 冷えの原因は血のめぐりの悪さと、熱をつくる筋肉を使わないこと
- 歩くと血流がうながされ、下半身の大きな筋肉が熱を生み出す
- 少し息が弾む早歩きで、冷えにくい体を育てる発想が大切
手足がいつも冷たい、寒くて夜なかなか寝つけない、夏でも冷房がつらい——冷え性は、多くの人、とくに女性を悩ませる身近な不調です。靴下を重ねたり、カイロを貼ったり。外から温めるのも大事ですが、根本から体を温めるために、ぜひ取り入れたいのがウォーキングです。
なぜ体は冷えるの?
冷えの大きな原因のひとつが、血のめぐりの悪さです。体のすみずみまで温かい血液が届かないと、手足の先から冷えていきます。とくに、体を動かさない時間が長いと、めぐりが滞って冷えやすくなります。
そしてもうひとつのカギが、筋肉。筋肉は、動くときに熱を生み出す“体内のヒーター”です。歩いて筋肉を使えば、体の中からじんわり温まっていきます。
歩くと体が温まる、ふたつの理由
血のめぐりがよくなる
歩いて全身を動かすと、滞っていた血流がうながされ、温かい血液が手足の先まで届きやすくなります。歩いたあと、ぽかぽかしてくるのはこのためです。
筋肉が熱をつくる
とくに下半身には大きな筋肉が集まっています。歩いてこれらを使うことは、効率よく熱をつくり、冷えにくい体づくりにつながります。

冷えに効く、歩き方のコツ
体を温めるなら、少し息が弾むくらいの早歩きがおすすめです。下半身の大きな筋肉をしっかり使うと、熱の生産量がぐっと増えます。背すじを伸ばし、腕を振り、歩幅を大きく。リズミカルに歩きましょう。
歩く前に足首を回したり、軽く屈伸したりしておくと、よりスムーズに温まります。
冷えにくい体を“育てる”という発想
冷え性対策は、その場しのぎより、「冷えにくい体を育てる」発想が大切です。歩く習慣で下半身の筋肉を保つことは、長い目で見た冷え対策になります。
あわせて、湯船にしっかりつかる、温かい飲み物をとる、体を締めつけすぎる服を避ける、といった工夫も効果的。歩く習慣を土台に、暮らし全体をぽかぽかに整えていきましょう。
よくある質問
Q. いつ歩くのが効果的?
朝に歩くと、その日一日、体が温まりやすくなります。夕方の散歩は、夜の寝つきをよくする助けにも。続けやすい時間でかまいません。
Q. 寒い日は外に出たくないのですが…
無理は禁物です。寒さが厳しい日は、室内で足踏みやその場ウォークでもOK。下半身を動かすことが大切です。
Q. どのくらいで変化を感じる?
個人差がありますが、続けるうちに「手足が冷えにくくなった」と感じる人が多いようです。まずは数週間、続けてみましょう。
「動く」ことが、いちばんの温活
あれこれ温めグッズを試す前に、まず「動くこと」。これが、いちばんシンプルで根本的な温活です。こまめに立ち、こまめに歩き、下半身を動かす。その積み重ねが、体の中のヒーターを元気に保ってくれます。
寒い季節こそ、ちょこちょこ歩いて、体の中から温まりましょう。
寒い季節こそ、こまめに歩こう
冷えがつらい季節は、つい家にこもりがち。でも、動かないことが冷えを呼ぶ悪循環のもとです。短くてもいいので、こまめに体を動かしましょう。温かい服装で、無理のない範囲で。動いた分だけ、体はちゃんと温まってくれます。
まとめ
冷え性は、血のめぐりと筋肉がカギ。歩くことは、その両方にやさしく働きかけ、体を芯から温めてくれます。外から温めるケアに、「歩く」という内側からの温活を加えて、ぽかぽかな毎日を目指しましょう。
※冷えが強い・急に悪化した・しびれをともなうなどの場合は、別の原因のこともあります。気になるときは医療機関にご相談ください。





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